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マダニの怖さを知ってください

スタッフブログ 2024年07月14日

こんにちは、看護師の津田です。

眼の横についているの、何かわかりますか?

今、ついたばかりのマダニです。

この時期、雨上がりで気温がぐっとあがると、草の先っぽにたくさんのマダニがついていて、お散歩などで近づくワンちゃん、お外のネコちゃん、草むらに侵入して来る人間を待ち構えています。

マダニは皮膚を切り裂いて口器を刺し込み、吸血と同時に唾液の吐き戻しも行います。

唾液の中に病原体が含まれていると、唾液を介してワンちゃんネコちゃん、人間にも、病気を媒介してしまいます。

また皮膚にしっかり噛みついているため、簡単に取ることは出来ません。

もう一度写真を見てください。体が浮いているのがわかります。

無理やり引っ張ると、噛みついている部分(口、頭部)が残ったまま胴体だけちぎれてしまう可能性があります。

マダニが寄生してしまったら、まずは動物病院に相談しましょう。

 

《マダニによる被害》

〇直接的な被害       ・吸血による貧血症状 ・皮膚炎 ・ダニ麻痺

〇マダニが媒介する病気   ・バベシア症(犬)  発熱 貧血 黄疸など

              ・ヘモプラズマ症(猫) 発熱 貧血 黄疸など

              ・ライム病(人獣共通感染症)インフルエンザ様症状 神経症状など

              ・重症熱性血小板減少症候群 SFTS(人)

               発熱、消化器症状(食欲低下、嘔吐、下痢、腹痛)

               意識障害や失言などの神経症状、リンパ節腫脹

               皮下出血、下血などの出血症状などの出血症状

             発症すると、人の致死率は25から30%と高い

 

夏休みに入り、これから、自然の中に出かける機会もふえると思います。

長袖長ズボンを着用し、草むらで遊んだ後やお散歩から帰ってきたら、マダニがついていないか確認しましょう。

 

 

 

 

 

 

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