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去勢手術、避妊手術のメリット、デメリット

スタッフブログ 2023年11月22日

こんにちは。愛玩動物看護師の手塚です。
皆さんは去勢手術、避妊手術について、どれくらいご存知でしょうか?
今回はそれぞれに関して、どんな手術で、どのようなメリットデメリットがあるのかをお伝えしていきたいと思います。
🌹去勢手術→男の子が受ける手術で、精巣(睾丸)を摘出します。

メリットは、

①ワンちゃんならお散歩時のマーキング行動やマウンティング行動の軽減

②猫ちゃんなら尿スプレー行動の軽減

③発情期のストレスの軽減

④病気の予防。

胎生期には精巣がお腹の中にありますが、ワンちゃんでは時々陰嚢に降りてこずにお腹に精巣が残ってしまったり、鼠径部でとどまってしまうことがあります。お腹の中に残ってしまうとあたためられて精子の活動性が落ち交配に不適です。ワンちゃんでは高齢になって前立腺が肥大し、排尿障害や排便障害を引き起こすこともあります。会陰ヘルニアや肛門周囲の腫瘍も男性ホルモンが関係していると言われています。

デメリットは、

⑤太りやすくなる

⑥繁殖ができなくなる、という点です。

 

🌷避妊手術→女の子が受ける手術で、お腹を開けて、子宮と卵巣を摘出します。

メリットは、

①望まない妊娠を避けることができる、特に猫ちゃんは、交尾排卵と言って交尾をするとほぼ100%妊娠してしまいます。

②病気の予防。
女の子は、避妊手術を行わないと周期的に来る発情の後で子宮内に細菌感染が起こり、子宮蓄膿症という、子宮に膿が溜まる病気にかかる事があります。また、ワンちゃんは乳腺腫瘍にかかるリスクも減らすことが可能です。

デメリットは

③太りやすくなる

④繁殖ができなくなる、という点です。

 

去勢手術も、避妊手術も、麻酔のリスクがゼロでは無いことや、避妊手術であればお腹を開ける事もあり、飼い主様も不安に思われることが多いと思います。
しかし、高齢になってから、手術を行わずに病気になってしまってかかる入院・手術費用、高齢での手術のリスクを考えると、若い頃に手術を行うことをオススメします。
当院では生後6ヶ月から手術が可能です。

ご相談も可能ですので、ご不明点があれば病院へお問い合わせください(  ᴗ ᴗ)”

 

↓我が家の犬猫は、みんな去勢手術、避妊手術済みです(o^―^o)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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